気づいた人からきれいになれる。

NEW2019.6.28

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コラーゲン [前編] Part2

捜査テーマ

コラーゲンで若返るのか?若返らないのか?

美肌=コラーゲン。若返りを目指す女性が求めてやまないスター成分、コラーゲン。だが、じゃあなぜコラーゲンなのか?、と尋ねられて答えられる人は意外と少ない。それどころか「豚足、手羽先を食べても意味なし」「塗っても届かない」なんて噂も。コラーゲン、結局、効くの、効かないの!? その真相を探ります。

life style

小西捜査員の美科学捜査:2

肌老化の犯人は、コラーゲンの減少では?

  • 加齢と共に、肌の弾力・ハリ・みずみずしさがなくなってしまうのは、コラーゲンが少なくなってしまうからということですよね。

  • その通りです。若い頃は体内に豊富にあったコラーゲンは、加齢に伴い減少していきます。20歳ごろから減り始め、その後は急激に減り、60代になると半分以下にまでなってしまいます。

年齢別の平均コラーゲン量。こんなに減ってしまう!!

  • そこまでの激減は、線維芽細胞の働きの衰えが関係してそうですね。

  • 真皮にあるコラーゲンは、「線維芽細胞」がアミノ酸とビタミンCから産生していますが、年齢を重ねると、コラーゲンを生み出すペースが落ちてきてしまうんです

  • コラーゲン減少の原因のおおもとは「線維芽細胞」の生み出す能力が衰えることなんですね。

  • はい。他にも酸化や糖化が原因でハリや弾力を保つ機能の衰えた古いコラーゲン(劣化コラーゲン)をアミノ酸に分解するのも線維芽細胞の働きなのですが、これも加齢により遅くなっていきます。

  • 結果、新しいコラーゲンが生み出されず、劣化コラーゲンが増えてしまい、肌にハリがなくなって、たるみやシワの原因になってしまうのですね。

真皮のコラーゲンを作っているのは線維芽細胞。これが元気を失うと、コラーゲンもそれを支えるエラスチンも減り肌はハリを失っていく…

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鑑定結果

肌老化の犯人は「コラーゲンを作る能力」の衰えだ!

美捜研捜査員・小西さやか

国立大学工学部化学修士の視点からコスメを評価するコスメコンシェルジュ。 一般社団法人日本化粧品検定協会の代表理事、また各方面の顧問など要職もこなす

美科学のプロ・林田元治
(ドクターシーラボ研究開発部部長)

大学時代は有機化学専攻。研究開発・品質管理など35年のキャリアを持つ。皮膚の仕組みや効果的な成分を語らせたら右に出る者はなし

イラスト/STOMACHACHE.

シーラボ美研2018年7月号(6月21日発行)掲載記事