気づいた人からきれいになれる。

NEW2019.6.28

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コラーゲン [前編] Part3

捜査テーマ

コラーゲンで若返るのか?若返らないのか?

美肌=コラーゲン。若返りを目指す女性が求めてやまないスター成分、コラーゲン。だが、じゃあなぜコラーゲンなのか?、と尋ねられて答えられる人は意外と少ない。それどころか「豚足、手羽先を食べても意味なし」「塗っても届かない」なんて噂も。コラーゲン、結局、効くの、効かないの!? その真相を探ります。

life style

小西捜査員の美科学捜査:3

コラーゲンは塗ったり、飲んだりしても本当に効くのか?

  • 最近ペプチド化※1したコラーゲンを経口摂取すると肌のコラーゲン量に影響があることがわかったそうですね。

  • コラーゲンは吸収される際に胃で分解されるので経口摂取は意味が無いともいわれていましたが、そうではないようです。

  • 肌に塗る場合はどうでしょう?表面の保湿しかできないイメージがありますが。

  • 微細化し浸透力を高めたコラーゲンペプチドは真皮にメッセージを送り
    線維芽細胞にアプローチ、コラーゲン生成を促すことがわかってきました。「コラーゲン作れ」という合図の役割を果たすというのが有力な説です。

  • コラーゲンそのものを届けられなくても、細かくした「材料」を届けることで、線維芽細胞のコラーゲン生成力を高められるかもしれないんですね!

  • 一方、分子の大きいコラーゲンは保湿剤として優秀で、肌のバリア機能を高め、表皮を美しく整える効果があります。

  • むむ、ではどんなコラーゲンを、どんな目的で選ぶのかが重要そうですね!

judge

鑑定結果

最新の研究では「効果アリ!」

※1 コラーゲンを加水分解・低分子化したもの

鑑定を終えて…

確かにコラーゲンは若返りに効果アリ!と言えそう。でも、どんなコラーゲンでもいいわけではない…?

  • コラーゲンは、医療でも活躍!

    再生医療でも広く利用されているコラーゲン。その接着力を活かした局所止血剤や人工皮膚の生体材料などに使われている。また肌再生医療「リジュラン」は、体内のDNA合成を促進し、線維芽細胞の働きを高めることでコラーゲン生成を促す。

美捜研捜査員・小西さやか

国立大学工学部化学修士の視点からコスメを評価するコスメコンシェルジュ。 一般社団法人日本化粧品検定協会の代表理事、また各方面の顧問など要職もこなす

美科学のプロ・林田元治
(ドクターシーラボ研究開発部部長)

大学時代は有機化学専攻。研究開発・品質管理など35年のキャリアを持つ。皮膚の仕組みや効果的な成分を語らせたら右に出る者はなし

イラスト/STOMACHACHE.

シーラボ美研2018年7月号(6月21日発行)掲載記事