気づいた人からきれいになれる。

NEW2019.12.27

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コラーゲン [後編] Part1

捜査テーマ

コラーゲンでエイジングケア※1できるのか?その最新技術を追う!

前回、コラーゲンを塗る・飲む事でエイジングケア※1を行うことは可能と判明!しかし、コラーゲンなら何でもOKではない。では、どんなコラーゲンか?働き方に違いはあるのか?コラーゲンの大きさは?届ける技術は?コラーゲンの底知れぬ可能性を捜査します!

life style

小西捜査員の美科学捜査:1

どんなコラーゲンがエイジングケア※1にいいのか?

  • “コラーゲン” とひと言で言っても、その大きさによって働き方が違ってくるんですよね。分子の大きいコラーゲンは、肌の水分量を蒸発させない、乾燥を防ぐ、という肌表面の保湿には優れていますけど、肌本来の水分量を上げる力はなく、一時的なものですよね。

  • ええ、そうです。一方、分子の小さいコラーゲンは、浸透性が高く、肌のコラーゲン生成にアプローチして、肌そのものの水分量を上げてくれます。1つのコラーゲン分子は、アミノ酸が1000個集まり3重らせん構造になったもので形成されていますが、各メーカーでは、いかにコラーゲンを小さくして、浸透性を高められるか、製品開発に取り組んでいます。

  • 現在の加水分解コラーゲン製品は、分子量500〜1000程度まで小さくなっていますけど、浸透性をさらに高めるには分子量を「500」くらいまで小さくする必要があると言われていますよね。

  • はい、そうなんです。「低分子コラーゲン(または浸透型コラーゲン)」や、さらに分子量を200 以下に小さくした「オリゴペプチド」などは、より届きやすくなり、その効果が一層変わってくるという訳なのです。

  • 化粧品を選ぶ際は、単にコラーゲンが入っているかどうかだけでなく、どんなコラーゲンが配合されているか、自分の目的に合うコラーゲンが入っているかチェックは必須ですね。

コラーゲンはそのままでは大きい(分子量:約30万)ため、分子を小さく(分子量:数百〜数千)して浸透しやすくしたものを、加水分解コラーゲン、又はコラーゲンペプチドと呼ぶ。より小さくしたものを低分子コラーゲン(分子量:200〜300)、更に小さいものをオリゴペプチド(分子量:200以下)という。

judge

鑑定結果

コラーゲンの大きさにより化粧品の効果は変わる

美捜研捜査員・小西さやか

国立大学工学部化学修士。化粧品研究&開発の経験を活かしコスメを科学的に評価する専門家コスメコンシェルジュ。 また各方面の理事、顧問など要職もこなす。著書に「美容成分キャラ図鑑」(西東社)など、これまでに13冊、累計36万部を突破。

美科学のプロ・林田元治
(ドクターシーラボ研究開発部部長)

大学時代は有機化学専攻。研究開発・品質管理など35年のキャリアを持つ。皮膚の仕組みや効果的な成分を語らせたら右に出る者はなし

※1 年齢に応じたスキンケア

イラスト/STOMACHACHE.

シーラボ美研2018年8月号(7月24日発行)掲載記事