気づいた人からきれいになれる。

NEW2019.12.27

FILE_004

ビタミンC [後編] Part3

捜査テーマ

ビタミンCを最大に生かす最新技術を追う!

前編で、ビタミンCがマルチに効く成分と判明したが、同時に消費されやすく、体内で作れないため、積極的な摂取が欠かせないことも判った。では、どんなビタミンCを、どのように摂れば確実なのか?最新の技術を捜査する!

life style

小西捜査員の美科学捜査:3

ビタミンCの研究の最前線を解き明かす!

  • 前々回のコラーゲンの時もそうでしたけど、成分自体の進化もありますよね? これだけ万能なビタミンCですから、研究もかなり進んでいるんじゃないですか? さぁ、しっかり答えてもらいますよ!

  • さ、さすが詰めてきますね……。先ほども説明したように、ビタミンC誘導体も、毎年様々なものが登場していますから。

  • 確かにビタミンC 誘導体だけで30 ~40 種類くらいあることは、美捜研でもちゃんと調べがついていますよ!

  • そうなんです。ビタミンCの本来の効能はそのままに、効果を最大限に発揮させつつ保湿機能が追加されたり、化粧品の中では安定しているけれど、肌に入ると分解しやすい等、年々少しずつ進化してます。

  • では、ビタミンC自体はどうなんですか? いよいよ核心に迫ってきましたね!

  • もちろん。ビタミンCについても、進化しています! 例えば成分自体の構造を操作して、その成分が持っていなかった機能を持たせる「ハイブリッド技術」というものが出てきていて、ビタミンCと保水力のあるヒアルロン酸を合体させた原料もあります。

  • なるほど。ところで、ビタミンCは一般的には安全なイメージですが、肌だと、かぶれたり赤みが出る人もいますよね?
    そのあたりも捜査しているのですが……。

  • そうなんです。ですから、そんな方でも安心して使える化粧品成分としてのビタミンCが開発されれば、私たち化粧品開発者としては、高濃度でも低刺激な誰にでも使える化粧品をぜひ作りたいと日々思っているんです!

  • 林田さん、化粧品開発者魂が全開!今後のビタミンCの研究開発に注目ですね!

judge

鑑定結果

ビタミンC+○○というハイブリッド技術や
年々進化する誘導体で更なる技術開発に期待!

鑑定を終えて…

最新技術によってビタミンCは、より早く、より長く血中に留まり、その能力を発揮すると判明!

美捜研捜査員・小西さやか

国立大学工学部化学修士。化粧品研究&開発の経験を活かしコスメを科学的に評価する専門家コスメコンシェルジュ。 また各方面の理事、顧問など要職もこなす。著書に「美容成分キャラ図鑑」(西東社)など、これまでに13冊、累計36万部を突破。

美科学のプロ・林田元治
(ドクターシーラボ研究開発部部長)

大学時代は有機化学専攻。研究開発・品質管理など35年のキャリアを持つ。皮膚の仕組みや効果的な成分を語らせたら右に出る者はなし

取材・文/玉井由希子 イラスト/STOMACHACHE.

シーラボ美研2018年10月号(9月20日発行)掲載記事