気づいた人からきれいになれる。

NEW2019.10.1

花沢将人さん、30歳の等身大

30歳を迎えたばかりの花沢将人さん。「自分らしい生き方」について、今の気持ちを聞いてみました。

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Kanemitsu
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世間の「こうあるべき」に振りまわされずに生きたい

 ここ数年は、ずっともがいていました。世間的に「30歳」って、20代での努力が形になる時期と言われているのに、その年齢を目の前にした僕は俳優としてまだまだ。このままでいいのかと焦ったり、将来が見えないことに怖くなったり。でも、いざ30歳を迎えてみると「何歳ならこうあるべき」みたいな思い込みに振りまわされていたから怖かったんだ、と気がついて。年齢なんか気にせず、信じた道をのびのびとやりたいように進んで行かなきゃ、とようやく腹が決まった気がします。
 注目されたきっかけがインスタグラムだったこともあり、これまではSNSでも「どう自分を演出するか」意識しがちでした。でも最近は、その場に一緒にいるような自然体の写真をアップするように。どんな色にも染まれる役者を目指しているんだから、見た人にも僕という人間を自由に想像してもらいたい。そんな「余白」を大事にできる余裕が、30歳になってようやく持てるようになったのかもしれません。
 「自分らしさ」ってなんだろう、と最近はよく考えています。人を惹きつける役者は必ずしも品行方正なわけじゃない。じゃあ僕だから出せる魅力って何なのかな、と。まだ答えは見つかりませんが、自分の世界に入る時間をちゃんと大切にしようと思い、この前は水彩絵の具を買ってきて絵を描いてみました。昔から本を読むのも好きだし、いつか小説も書いてみたい。誰かに見せる、見せないは抜きにして、そういう自分と対話する時間を通して、心の奥に何があるのか掘り下げてみたいんです。
 憧れているのは、作品を観た人の心に爪痕を残すバイプレイヤーになれる役者。夢は大きく持ちますが、目の前にある課題を一つひとつクリアすることを大事にしたい。その地道な積み重ねが、いつかどの役者とも違う「僕らしさ」という魅力に続いていってくれる、と信じています。

はなざわまさと/俳優

1989年千葉県生まれ。俳優・モデルとして2010年より活動を開始。SNSの自撮り写真が注目を浴び、現在フォロワー11万人を突破。役者として活動の幅を広げている。
instagram@masatohanazawa_official

撮影/三部正博 ヘア&メイク/池上 豪 スタイリング/富田彩人