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NEW2020.1.23

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お悩み

ステロイド剤って体に悪いと聞くのですが本当ですか?
(40歳 福岡県在住)

幼い頃からほんのりアトピー体質で肌が炎症を起こすと皮膚科で処方されたステロイド剤を塗っています。何年か前からステロイドって強い薬だから女性にはあまり良くないという話を聞くようになり、怖くなってしまいました。ステロイド剤はやはり使わない方がいいのでしょうか?

長期間使用するものではなく“一定期間”使用する治療薬です

アトピー性皮膚炎などに処方されるステロイド剤は、別名副腎皮質ホルモン軟膏とも呼ばれていて副腎皮質から分泌されるホルモンと同様に、炎症を抑える作用がある治療薬です。とても効果的な治療薬である一方で、使い方や使用期間を間違えると副作用につながる可能性もある、極めて強い薬であることも確かです。日本のステロイド剤は強さによって5段階に分かれています。炎症がひどい時には強めのものを、軽い時やステロイドを吸収しやすい部位には弱いものをと使い分けが必要だからです。皮膚はどこも同じように感じますが、場所によって吸収率が異なります。例えば、肘の内側を1とすると、首は6倍、顔はなんと13倍の吸収率。だからステロイド剤を使う際は症状に応じた強さのものを専門医の処方を受けた上で使うことが大切です。またアレルゲンなどの刺激を避け、敏感肌用のゲルなどできちんと保湿をするなど、肌に合ったスキンケアを行うことでアトピー性皮膚炎は改善を見込めることもあります。いずれにしても、ステロイド剤を処方された際はむやみに怖がらずに医師の指示を聞き、容量、用法を守って使用しましょう。

城野親德先生

シロノクリニック総院長。最先端の美容皮膚科治療に携わる他、ドクターシーラボ全ての商品の生みの親でもある美肌のエキスパート。

※シーラボ美研2018年10月号(9月20日発行)掲載記事